コントラストというとモニターの輝度やカラーの事で使うことが多いのですが、デザインの手法の一つにも「コントラスト」があります。デザインテクニックとしてコントラストを使うことで魅力的に演出する効果があり、分かりやすくなります。
コントラルトは対比を使ったデザインテクニック
コントラストとは、別々の要素を「対比」させるデザインテクニックです。
- 大きさの対比
- 色の対比
- 明るさの対比
- 密度の対比
- 文字とグラフィックの対比
上記以外でもたくさんの要素で使用することが出来ます。デザインの現場では対比するものの差が大きくなるとコントラストが高い、差が小さいとコントラストが低いと表現します。
コントラストを使いこなすポイントは2つ
コントラストはメインの要素とサブの要素と区別して役割を明確にし、画面にメリハリをつけます。そうすることで見やすくなり見栄えもよくなります。
コントラストを使うときのポイントは以下の2点。
- 強調するものを明確にする
- しっかりと差をつける
このポイントだけ守れば、分かりやすく、見栄えに良いデザインになります。
ジャンプ率で印象が変わる
メインの部分とサブの部分の比率をジャンプ率と言います。ジャンプ率が高い(コントラストが高い)とインパクトがあるセンセーショナルな印象になります。ジャンプ率が低い(コントラストが低い)と落ち着いた高級感のある印象になります。
チラシや冊子などのデザインをする場合、単調になりがちな紙面はデザインテクニックのコントラストを使うことで解消できます。
実例でみるコントラスト
テレビCMでもおなじみのネット印刷のラスクルのサイトでこのコントラストを使ったデザインテクニックを実例を挙げて分かりやすく説明してあります。
興味がある方は一読してみてはいかがでしょうか。